日本の文化を愛す!「ドイツ・デュッセルドルフの日本デー(Japan Tag)」に参加

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日本人以上に日本の文化を愛する人たちが、ヨーロッパ中から集まるイベント。それが、ドイツのデュッセルドルフで毎年開催されるようになった「日本デー」です。

コスプレの完璧さも半端ないヨーロッパ人たちの姿に、元祖日本人である私たちが圧倒されてしまいそうです。

日本デー(Japan Tag)の開催会場・開催日

ドイツのデュッセルドルフで2002年から毎年開催されるようになった新しいイベントです。大きな目的は、ドイツと日本の文化交流といったところですが、実際には、日本の伝統文化からオタク文化、最新アイドル文化までがぎっちりと詰まったイベントになっています。

デュッセルドルフはヨーロッパでも有数の日本人在住者を抱える都市です。ヨーロッパ圏内では、ロンドンとパリに次ぐ第三位。ライン川河畔には、リトル・ジャパンとかリトル・トーキョーと呼ばれるエリアができているほどです。

実際にイベントが開催されているのは、ライン川沿いの遊歩道や旧市街のブルク広場など。各地で同時にさまざまなイベントが繰り広げられています。

開催当初は開催頻度や開催日時があやふやでしたが、ここ数年は5月下旬から6月にかけてに開催されてきました。これが、このまま定着しそうな雰囲気です。週末に合わせて開催され、お昼ごろからスタートするイベントがほとんど。日本デーの最後を飾る花火大会は23時スタートと夜も更けてからとなります。

日本デー(Japan Tag)の歴史

ドイツ国内ではミレニアム前後に日本ブームがおこり、各地で日本を紹介するイベントが行われました。これらのイベントは、各地で大小さまざまな形でバラバラと開催されました。

2002年には、日本企業の進出率が高く、日本人在住者もとびぬけて多いデュッセルドルフ市がそれらのイベントをまとめる形で「日本デー」としてスタートしました。

主催者は、デュッセルドルフ市と、同市が属するノルトライン=ヴェストファーレン州の経済・エネルギー・産業・中小企業・手工業商・経済振興公社・在デュッセルドルフ商工会議所などなど。

コスプレが大きく取り上げられるイベントにしては、お堅いバックがついていますが、ドイツと日本の経済的な交流だけでなく、文化交流も同時にやってしまおう! という太っ腹な行政・経済側の対応のおかげなのです。

日本デー(Japan Tag)のパレード

イベントの中に小規模なパレード的なものもありますが、日本デーのパレードというものはないようです。

ただ、ライン河畔をコスプレして歩き、写真撮影をし合う、このそぞろ歩きがある意味パレードに近いかもしれません。

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日本デー(Japan Tag)のイベント

日本のアイドル、和太鼓や尺八などの和音楽イベント、日舞や空手・柔道・剣道・弓道・合気道・相撲などの武道の模範演技、書道体験、着付けレッスンなど、日本であっても、ここまで一堂に会することはめったにないだろう日本文化のイベントが目白押しです。

さらには、コスプレーヤーたちによるファッションショーとコンテスト。ハイクオリティな変身ぶりには、訪れた日本人からも歓声が上がるほどです。日本のアニメソングなどを中心としたカラオケ大会もあります。コスプレ衣装やフィギュア、同人誌などの販売もあり、巨大な秋葉原をギュっと凝縮したかのよう。

賑やかな表の文化のほか、各地のホール内では、産業・経済関連のカンファレンスやディスカッションなどもちゃんと行われています。日本デーは、ワイのワイのと楽しむばかりのイベントではないのです。

さすがドイツと日本というべきか、経済シンポジウムなども開かれています。デュッセルドルフ市の経済関連部門の担当者や、企業運営・関係者のほか、日本領事館や商工会議所の面々も加わる大がかりかつ本気のイベントもあります。

ただ、こちらは誰でも参加できるというわけではなさそうです。万一参加できたとしても、専門分野以外のことはさっぱり…だと思われます。

長い日本デーの最後を締めくくるのは、花火大会。日本から訪れた日本の花火師による壮麗な花火がライン河畔を彩ります。盆踊りもあればいいのに…と思ったのは、私だけ?

日本デー(Japan Tag)の食べ物

日本デーなので、日本食の屋台がライン河畔にぎっしりと並びます。これらの屋台、テキヤさんや個人経営ではなく、ほとんどが近隣の日本料理店による出店なので、そのお味は保証付き。

焼きそばやたこ焼きといった日本でもおなじみの屋台食のほか、寿司・カレーライス・うどんそば・ラーメンなどの食事もできます。どれも美味しい!

でも、日本から訪れているなら、現地のものが食べたいかもしれませんね。御心配なく、ちゃんとソーセージや現地のビールの屋台も出ています。

コスプレがメインイベントのような雰囲気の日本デー。コスプレーヤーたちのやる気は高く、クオリティも高いわりには、気楽にお面だけ、ドレスだけ、帽子だけといったなんちゃってコスプレの姿もたくさんみかけます。

どうやら、このイベントに集まるコスプレーヤーたちのモットーは「楽しければいい!」につきるようです。だったら、見に行くだけでなく参加者になってしまいましょう。

ほとんどの本気コスプレーヤーさんたちの衣装は手作りだそうですが、日本から持っていく、または取り寄せれば、チャチではあっても、さまざまなコスプレ衣装やグッズが手に入ります。

日本国内ではとてもじゃないけど恥ずかしくて…というようなスタイルも、ドイツのライン河畔で、あまりに大勢のコスプレーヤーたちを見ていると、「お、やってみようかな」「やりたい」となってくるから不思議です。

一番の見どころ

ドイツ人たちのコスプレぶりでしょう。

日本の場合のナリキリだと、良くも悪くも実物にいかに似せるかが大切ですが、ここドイツだと、実物以上の美しさや格好良さに出来上がっています。

「あ~、これってセーラームーン(古い?)だ」と見ればわかるのですが、どうみてもセーラームーンよりも華やかで美しいのです。

そんな、日本的に見るとちょっぴりズレでもいるコスプレの完成度を見るのが一番目。そして二番目は花火大会。

日本デーの最後を飾るイベントですが。デュッセルドルフとその周辺地域の人たちにとって、夏の到来を告げる新しいイベントとして定着しつつあります。それくらいスゴイ。

特に、日本の墨田川では大きな花火もそうそう近づいてみることができない大混雑ぶりですが、ライン河畔では、遊歩道をぶらぶらと夕涼みしながら歩いていても、ドドンと振動を感じながら巨大な花火から火の粉が舞ってくるのを見ることができます。これは見逃したくないですね。

まとめとして

ほとんどの参加者にとって、日本デーは、コスプレをはじめとするオタク系アニメや漫画の世界に浸るか触れることにありそうです。そして、それを見ながらオイシイ日本食を食べることもまた大きな楽しみです。

たぶん、日本の文化をドイツに紹介するのが主たる目的だったと思われますが、いつの間にか、ドイツ人のコスプレをドイツ人と日本人観光客が楽しむ日へと転換していっているような気も。

日本人向けに始まったものではなく、今も今後も多分違うはずですが、それでもなお、見に行けばきっと、新しい日本とその日本に目を輝かせるドイツ人たちを目の当たりにして、十分に楽しめることでしょう。

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