超危険!ミャンマー・タウンジーの気球祭りに参加してみたら

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気球祭りを行っている地域は日本を含めて世界各地にあります。

でも、ミャンマー・シャン州の州都タウンジーで行われる気球祭りほど危険な気球祭りはほかにありません。

ミャンマー・タウンジーの気球祭りの開催会場・開催日

ミャンマーの東部に位置するシャン州は、タイ・ラオス・中国などと境を接する高原エリアです。

シャン州の州都であるタウンジーは州の中央に位置し、避暑地としても知られています。湖上家屋や水葬で知られるインレー湖あり麻薬地帯だった黄金の三角地帯を含む山岳地帯ありの、ある意味自然豊かな場所。気候が温暖であることから、イギリス統治下には上層階級人の別荘地として、また現在は、遺跡観光や、多くの少数民族が居住し、自治区もあることから、海外からの観光客も多く訪れます。

州都近郊に空港があり、国内線を利用してのアクセスも比較的容易です。

気球祭りが開催されるのは、11月の満月の頃。ミャンマーの暦でタザウンダインと呼ばれる1年に1度お釈迦様が地上に降りてくる祭日にあたります。開催日は月齢に左右されるので、毎年違う日程になります。祭りは、満月の1週間前にはじまり、満月の翌日に終わります。

昼間は子ども向けの気球があがり、盛り上がる夜の部は18時ころからスタートします。気球の発着所近くの場所を確保するためには、2、3時間前に現地入りするといいでしょう。

ミャンマー・タウンジーの気球祭りの歴史

気球祭りが行われるのはお釈迦様にゆかりある祭日です。

この日には普段上界で暮らすお釈迦様が下界に降り立つと言われ、それをお迎えする祭事イベントが気球祭りへと発展したようです。

アジア各地にあるランタンを空に飛ばす祭りと、その起源は同じだという説が強く、実際にイベントの最初には、小さなバルーンに蝋燭を灯して各自打ち上げることができます。ただその後どんどんとグレードアップしていく気球たちの規模や危険性はとびぬけています。

ミャンマー・タウンジーの気球祭りの注意事項

世界的にはまだそれほど知名度のない祭りですが、気球祭りの期間のタウンジーは、大入り満員状態になります。それというのも、タウンジーの街中には十分な宿泊施設がないから。どうしてもタウンジー市内に宿を取りたい場合には、半年くらい前から予約が必要です。

ほかに対策はあります。少々距離は離れますが、観光地であり宿泊施設がたくさんあるインレー湖近くで宿を取りましょう。タウンジーまでは1時間ほどでアクセスが可能であり、祭りの間はホテルからも街からも多くのツアーや乗り合いバスなどが出ます。

ただし、これまた予約がいっぱいになり、また道の渋滞もあるため、十分な時間の余裕を持って行動すべきでしょう。タクシーや車のチャーターを予約しておくと安心です。

そして、もう一つの注意は、気球の危険性です。タウンジーの気球は爆発することが多々あります。空中であればまだマシ。飛び立つ前や飛んですぐに爆発すると、周囲に火の粉が飛び散りケガ人どころではなく、死者もでます。この爆発、大きさの差はあっても毎年必ず複数回起きているそうなので、十分注意してください。

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ミャンマー・タウンジーの気球祭りのイベントと見どころ

もちろん、気球の打ち上げこそがメインイベントです。

ここでただ「上げる」ではなく「打ち上げ」と書く理由は、タウンジーの気球には花火(爆薬)がセットされているからです。

もっとも、昼間上げられる気球は子ども用とされ、形もかわいく火も使われない安全なものです。大きな風船のようなイメージですね。

これが夜になると一変します。

夜にも飾りつけや模様の楽しさ美しさおもしろさを競う比較的普通の気球も上がりますが、やはりメインは「爆薬・花火・爆竹」などの火の元付きの気球です。

ファイヤーな気球は、気球本体に蝋燭が設置されているほか、そこから釣り下がる幕の部分にも蝋燭や花火で飾り付けが行われています。

気球が飛び立つと間もなく、取り付けられた花火がはじけ始めます。この花火、日本のように、パ~ンと丸くはじっけたりシュワシュワと火の粉を散らすタイプではなく、ドパカーン、ドヒューンと爆発系。迫力があります。

ミャンマー・タウンジーの気球祭りの賞金

この気球祭りはコンテストになっています。参加は原則として、周囲の村単位。村対抗気球大会といったところです。

気球は木の骨組みに地元の名産品である紙を貼って作った大きな提灯のようなもの。

参加村は、その大きさ、デザイン、飛行性能、飛行姿の美しさ、花火の迫力などを競います。

6日間に約300機が打ち上げられ、もっともすぐれていると認められた気球を作った村には賞金が出ます。その額は、世界各地で行われる一般的なコンテストの額に比較すると少額ですが、これを村人たちは翌年分の制作費の一部に充てるそうです。

村人たちは、子ども用のかわいい気球と夜の華やかな気球など複数の気球を作りますが、それも燃えやすく破れやすいものばかり。打ち上げるその瞬間まで、時間をかけて丁寧に扱い、いざふんわりと空に舞い始めると、飛びあがって喜び、その後は上空高く上り燃え尽きるか視界から消えるまで見守ります。

用意するもの

小さな気球なら、自分で近くの屋台などから購入して上げることも可能です。大きな気球が上がる前の余興として参加してみるのもいいでしょう。

会場での場所取りは数時間に及びます。また、気球は一度に上げられるのではなく、一つずつ時間をかけます。そのため、興奮して立ち上がって入り時間よりも地面に座っている時間のほうが長いはず。敷物や小さな折り畳みの椅子があるといいでしょう。

また、焼け石に水かもしれませんが、万一の火の粉にそなえて、飲み水として必要とされる以上の水を用意しておくこともおすすめします。

まとめとして

正味8日間続く祭り。もっとも盛り上がるのは7日目の満月の夜ですが、その前も、昼間であっても、それなりの楽しさと人混みを味わえます。

満月の空に自分が灯して飛ばした小さな気球たちが舞い上がり消えていく様子は幻想的だし、迫力ある大きさの気球が火の粉を散らし爆音を立てながら燃え上がっていく様子は迫力満点です。

普段は小さく地味なタウンジーの街ですが、この日ばかりは大熱狂。近くの湖や遺跡観光と合わせて、是非気球祭りの時期に訪れたいですね。

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