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中国・香港の小さな離島である長州島で開催される饅頭節。正式名称の「太平清醮」はすっかり、饅頭節でほぼ統一されつつあります。それもそのはず、この祭りの主役は巨大な饅頭の塔なのです。

長州島饅頭節の開催会場・開催日
長州(チュンチャウ)島は、香港島のセントラルフェリーターミナルから高速フェリーで30分、普通のフェリーだと1時間程の場所にあります。
祭り当日のフェリーは、ある程度増便されていますが、それでも大変な混雑ぶり。フェリーターミナルの前に行列が出来上がります。そのため、早め早めの行動がおすすめ。
長州島についてからは、見どころまではすべて歩きとなります。

開催されるのは、旧暦の4月8日。この日は知る人ぞ知る仏誕説(仏様の誕生日)です。香港は、旧暦に従ってさまざまな催しごとを行います。そのため、普通のカレンダーと旧暦カレンダーの両方を生活に取り入れている状態。ちなみのこの二つの暦に表れる数字は同じでも全く違う月日を指します。饅頭節はこの旧暦による4月8日から1週間ほどかけて開催されます。
イベントの開催時間ですが、これまた毎年異なります。それというのも、占いによって決めているから。「え、そんなに早い時間に?」とか、「それ、真夜中じゃない?」くらいの時間に饅頭争奪戦などのイベントが始まることもあります。
すべては、開催年の数週間前に発表されるため、注意していましょう。

長州饅頭節の歴史
中国の清の時代後期のことだというので、19世紀頃でしょうか。この長州島を疫病が襲いました。
島民たちは、常々祀ってきた北帝廟に詣でて、そこに祭壇を設けてさらなる祈りを捧げました。疫病が蔓延する島内を走る狭い路地のあちこちに道教神の像を作って並べ、この疫病をもたらした悪霊を追い払ってくれるようにも頼みました。
疫病が鎮まったことに感謝し、この時の祭壇を設けること、神々を島の隅々にまでお迎えする儀式が、その後も毎年行われるようになり、それが現在の長州島饅頭節となったといわれます。
現在は、そこに家内安全、無病息災、漁業安全などなど、あらゆる「平安」をまとめて饅頭に託すお祭りになっています。
香港だけでなく、中国の無形文化財として指定され、毎年香港、中国大陸、そして世界中の人々が、この小さな島へと一風変わった祭りを見に訪れます。

長州饅頭節のイベント
もちろん、巨大な饅頭の塔によじ登る「搶包山比賽(饅頭合戦)」こそが、一番のイベント。祭りの名前にもなっているくらいです。
少し前まで、饅頭はすべて食べられる本物を使用していました。ところが、もったいないとか不衛生だとかいう声に押され、近年はナイロン製になっています。これが竹製フレームの「搶包山」の側面にぎっしりと隙間なく括り付けられます。塔では使われなくなったものの、食べられる本物の饅頭は島内のいたるところで売られています。
塔の高さは何と約15m。円錐の底面直径は3mに及びます。そこに取り付けられる饅頭の数は8000個以上だそうです。選ばれし参加者は、この饅頭の塔によじ登って饅頭を奪い合います。高い位置にある饅頭ほどポイントが高いため、選手たちは一目散に頂上を目指します。
闘いは個人戦と団体戦とありますが、明るいうちに行われた予選で勝ち残った決勝進出者たちが夜更けの饅頭の塔をよじ登っていきます。選手の背中には布の巾着袋が背負われ、足場といえばナイロンの饅頭しかないところをいとも軽々と上っていき、背中の袋一杯に饅頭をゲット! 今はハーネスをつけて登りますが、以前は素登りだったそうです。

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長州饅頭節の記念に買いたいもの
長州饅頭節は、「平安」と赤く判を押された饅頭がトレードマークであり、主役です。
この祭りの最中の長州島では、どの店の軒先も平安饅頭だらけ。もちろん、食べられる饅頭もたくさん売られていますが、グッズの多さに驚かされます。
平安饅頭ポーチ、クッション、うちわ、キーホルダー、ノートや鉛筆まで。饅頭はその場で食べて、これらの饅頭グッズをお土産に購入しましょう。ただ、祭りの最中は興奮状態なので、「かわいい」とか「おもしろい」と買い込んでしまいがちですが、いざ帰宅すると、どうしていいかわからなくなる「平安グッズ」でもあります。

長州饅頭節の食べ物
甘すぎないさっぱり蓮の実の餡がずっしりと入った大きな饅頭。これこそが、長州饅頭節の正しい食です。でも、近年は、祭りの開催時でなくとも、この饅頭が島の名物として売られているので、ちょっぴりありがたみが薄れています。
さらに、この平安饅頭は非常に大きくあんもぎっしりみっしりと詰まっているため、1個食べるとお腹がいっぱいになってしまいます。食費を浮かすつもりならいいのですが、長州島にはぜひ食べておきたい美味しいものがほかにもあるのです。
このあたりは、シーフードの宝庫。シャコ・エビ・イカ・カニなどを食べなければ損です。またこれが安いのです。この日ばかりは非常に混雑しているので、時間をずらして入店するか、早めに席を予約しておくといいでしょう。

長州饅頭節のパレード
搶包山比賽(饅頭合戦)は確かに一番の見どころですが、もう一つ、見逃したくないイベントがあります。それがパレード。
その昔、神々を島内各地に安置するための行列が通ったことから派生しているらしく、神輿や神さまの張りぼてなどが華やかな祭りの衣装を着こんだ島民によって引き回されます。でも本当の見どころはさらに別のところにあるのです。
パレードのメインは仮装した子どもたち。有名人に扮した子どもたちが、不思議なことに空中に棒立ちして通り過ぎていきます。これ、山車の中心から延びる鉄の棒に子どもの体ごと固定しているとのこと。過酷です。

また、仮装内容が、必ずしも歴史上の人物など祭りに関連する必要はなく、その年の流行が繁栄されているところもおもしろいでしょう。仮装だけでなく、モノマネをする芸達者な子どももいれば、直立不動のつらさや暑さから泣きが入る子どももいて、かわいそうだけど、笑ったり拍手をしたりと楽しめてしまいます。
このパレードですが、島のメインストリートで行われますが、その道幅はざっと3m程度。そう、パレードの通り道を確保すると、見物客のスペースがほとんどないのです。
そのため、道沿いの店や家では、軒先に有料席を仕立てて販売しています。早めに現地入りして、日陰になる食事処などの席を確保しておけば、座って涼しく、ゆっくりとパレードを見物できます。

まとめとして
小さな島で開催される大きな祭り。それも奇祭とあって、その人出はたいそうなものです。
コンパクトなエリア内で、これでもか! とばかりにイベントが開催されるので、満足感の大きな祭りといえそうです。また、祭り中でもそれほど物価が高くなく、小さなレストランの軒先の席を予約しても100ドル(1500円)程度からとリーズナブル。饅頭は毎年値上がりしているとはいっても、100円から150円くらい。シーフードも家族やグループで卓を囲めば、お腹いっぱい食べても一人2000円で十分にお釣りがきます。
祭りのただ中に訪れると、人混みと饅頭とパレードの仮装、それにシーフードしか見えませんが、少し時間をずらし余裕を作ったら、祭りの中心から離れた島内の散策もしてみましょう。香港の都会的な魅力とは一味も二味も違う、岩場あり、ビーチあり、フェリーピアあり、そして小さな山もある、自然あふれる田舎の島を味わうことができます。
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