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ユーラシアを大横断する1週間~シベリア鉄道/ロシア
日本は国土のすみずみに線路が敷き詰められている国だ。しかし、日本の国土の小ささは残念ながら列車旅の長さに限界を作っている。
その点シベリアを抱くロシアは広い。あちこち寄り道をしたり遠回りをしなくても、ただまっすぐにロシアを横切っていくだけで1週間列車に乗りっぱなしでいられるのだ。
シベリア鉄道完成まで
いくつもの路線案が浮上しては消えて行く中、ウラル鉱業利益を重視したシベリア側よりも本土側を重視した路線が優先的に着工されていった。
シベリア鉄道の建設は、立ちはだかる大自然との闘いでもあったが、囚人や軍兵士たちが従事し1901年にようやくほぼ全線開通となった。その後、中国東北部との連結ルートもつながり、第二次世界大戦が始まるまでの半世紀間、アジアとヨーロッパをつなぐ重要な連絡路線としての役割を果たしていた。
世界最長のシベリア鉄道
ロシア中南部チェリャビンスクからウラジオストクまでの7,416kmが正式な「シベリア鉄道」である。しかし、モスクワへとつながる支線たちも含めて「シベリア鉄道」と呼ぶことも多い。
これらの路線を使い、ウラジオストクからモスクワまでを1つの客車で走り抜けることができる。現在外国人観光客たちが乗り込む「ロシア号」がその一つだ。
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モスクワ~ウラジオストク「1・2列車」

「ロシア号」と呼ばれるシベリア鉄道を代表する人気列車で、ウラジオストクからモスクワまでの9,258kmを約1週間で走破する。上りモスクワ行きは6泊、下りウラジオストク行きは7泊となり、どちらも隔日運行だ。
人気路線であり、現地でチケット購入の場合は数週間先まで満席のこともあるので要注意。特に全線通しで乗る場合はあらかじめチケットを確保しておいたほうがいいだろう。
ロシア号には、ピョンヤン発着の列車が併結されることもあったらしく、これが世界最長である10.272kmだったが、北朝鮮側の整備不良によって運行は打ち切られているようだ。しかし、現在も北朝鮮客車が連結されていることがあるとの報告もあり、北朝鮮まで路線は続いているらしい。
モスクワ~ウランバートル~北京「3・4列車(33・43列車)」

中国客車に、途中からロシア客車が増結される、3地域横断列車として「ロシア号」と人気を分けている。
日本人の多くはウラジオストクへ船か飛行機で移動して「ロシア号」に乗車することが多いが、欧米からの旅行者はモスクワから「3・4列車」を利用して北京入りすることの方が多い。
所要時間はモスクワ行きが5泊、北京行が6泊で週1本のみの運行となっている。
「3・4列車」と同じ路線を走るが、モスクワとモンゴルのウランバートル間を走る「5・6列車」とウランバートルから北京をつなぐ「K23・24列車」もあり、乗り継ぐことで同様に利用できる。
さらに、ウランバートルではなく中国の満州里を結ぶ「19・20列車」もあり、往年の日本・ヨーロッパ路線を辿るコースとして人気がある。モスクワ行きが6泊、北京行が7泊の週1本運行だ。
モスクワ・北京間は、異なった地域・文化圏を横断していく間に、国ごとに列車の台車や食堂車などがそっくり交換される。
中国・モンゴル・ロシアの味と雰囲気を味わえるわけだ。
ウクライナ~ウラジオストク「53・530列車」

現在確実に走っている路線の中での最長記録を保持する鉄道は、ウクライナとウラジオストク間を走る。シベリア鉄道を経由し、ウクライナの「キエフ」までの10,260km、「ドネツク」までの10,032kmを結び、8泊9日の長旅を隔日運転で走っている。
ロシアとウクライナだけでなく、途中カザフスタン内も通過するという、貴重な路線だ。
Golden Eagle Trans-Siberian Express

Golden Eagle Luxury Trains Limitedでは、プライベート車両を使った豪華列車の旅を運行している。シベリア鉄道では主に夏にモスクワからモンゴルを経由してウラジオストクまでを15日間かけて観光しながら周遊していくツアーなどを発売している。
欧米の富裕層向けツアーなので、非常に高額だが設備や内容もゴージャス。時間もお金もかけた優雅なシベリア鉄道の旅を味わえる。
車内での楽しみ

シベリア鉄道に乗る場合、ほとんどは寝台車を利用して何泊かを列車内で過ごす。そしてそこは、日本語はもちろん英語も通じないような環境だ。まるでロシア短期ホームステイ。
寝台のコンパートメントは2人から4人程度。外国人の姿もちらほらと見かけるが、多くはロシア人が一人、家族、仲間で乗り込んで賑やかに過ごしている。まるで修学旅行のような感覚。
ただし、宴会に参加する場合は要注意。ロシア人のウォッカ好きは半端ない。ペースを合わせていたら、大変なことになるだろう。
また、車内での荷物管理やお湯の補給などは、各車両につく専属車掌が手伝ってくれる。寝台用のシーツ類などの配布も車掌の仕事だ。
残念ながら、ロシア語しか通じない場合がほとんどだが、こちらの誠意や熱意が伝われば、カタコトのロシア語でも親しくなることは可能。時間はたっぷりとあり過ぎるほどあるのだから。
車窓からの楽しみ

長い列車の旅の間、車窓からの風景は確かに楽しめる。朝焼けも、ところどころに現れる小さな村やちょっと大きな町。しかし、最初は飽きることなく眺めていられる風景も、2、3日たつと徐々に飽きてくる。
そんな時の楽しみの例として、停車駅での物売りからの買い物がある。タッパー容器いっぱいのイクラを売っていたり、氷点下20度の冷凍庫以下の駅でカチンコチンのソフトクリームを売っていたりとなかなかおもしろい。
駅によっては下車する余裕がある場合もある。大きな町の駅ならば、駅構内に売店や食堂があって、持ち込んだ軽食類や食堂車以外の食事にありつけることもある。しかし、発車時刻をしっかりと確認しておかないと、何の予告もなしに出発してしまうこともある。
そのほか、通りすがりの駅の名の表示方法をチェックしてみるのもおもしろい。複数の国や地域をまたぐ列車だけに、ロシア語の地名を無理矢理中国語にしていたりして、漢字が分かるだけに笑えるものも頭を傾げたくなるものもある。
そして、童心にかえって楽しみたいのが、貨物列車の貨車数カウント。現役の大陸大輸送路線だけあって、貨物車は頻繁に通り過ぎていく。そしてその長さがやはり半端ない。100両近くの貨車がつながっていることも珍しくないようだ。
途中下車のすすめ
1週間をずっと乗りっぱなしで目的地を目指すのもいいだろう。しかし、時間の余裕があれば、途中の街も観光していきたいものだ。
通しチケットを買わず、区間ごとに移動しては街で運動不足の体を使って観光し、全身を伸ばしてゆったりとホテルで眠り、現地の食事を楽しみたい。
おすすめシーズン
人気はやはり夏。路線も夏限定のものがあったり、運行本数が変わったりする。
冬の列車内は十分すぎるほどの暖房がきいているが、外は氷点下20度以下。どれだけ防寒具に身を包んでいても、観光しようと数十分歩けば、手足や鼻の感覚が失われてくる寒さだ。
冬景色は美しいが、鉄道の旅だけでなく観光も楽しみたいなら冬は避けたほうがいいだろう。
食事はどうする?

食堂車が付属しているので基本的には困らない。金額もそれほど高くない。また、走っている地域ごとに食堂車ごと交換されるため、地域色豊かな食材と味を楽しめる。
ただ、混雑する時期は売り切れ御免となり、食材が切れれば食堂車もクローズしてしまうことがある。念のため、非常食となる乾麺やパンなどは多めに持ち込んでおこう。
また、前述のように車内はかなり温かい。生ものの持ち込みはお勧めできない。
給湯器があるので、カップ麺や粉末スープが活躍する。お茶類も飲める。小さなポットを持ち込むと便利だろう。
最後に
夜発の飛行機に乗れば、翌朝にはヨーロッパに到着。それが当たり前の世の中になっても、1週間かけて地面をガタンゴトンと走っていく鉄道の旅は、旅人の心をくすぐり続けている。
シベリア鉄道の東端にほど近い日本に生まれた、多くの鉄道オタク、旅人、ロマンチストたちにとって、シベリア鉄道全線踏破は今も憧れだ。
そこを訪れた人しか感じることのできない感動を、写真、動画、そして言葉で表現してみませんか?あなたの旅の話を聞かせてください。
スーツを脱ぎ捨て、旅をしながら稼ごう!
日本人、働きすぎです!
ほんと、気付いたほうがいいよ。今日のあなたに、日本に、仕事に、生き方に、満足なんかしていたら「必ず」後悔するよ!






































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