旅先での出会い~少数民族 ナシ族(納西族) の暮らしを体験!

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兄弟で一人の女性を娶る。一般的な常識やルールではとても考えられない、そんな風習を今も持ち続ける民族がいます。彼らの居住地は、中国の雲南省や四川省の山間部に位置し、そこを訪れた人の間でそこは「幸福の谷」とも呼ばれています。

彼らはどうして一妻多夫制なのか、どんな暮らしをしているのか、ご紹介します。

ナシ族(納西族)にはどこへ行けば会えるの?

中国の雲南省では北西部、四川省では南西部のあたりは標高にして2000mを超える山岳地帯。そこに彼らの多くが暮らしています。またチベット自治区にも自治県があります。

ナシ族に出会うためには、通常の観光ルートや生活圏から離れたエリアまで、ハードなドライブやトレッキングで到達する必要があります。

近年は雲南省麗江市の古城区に暮らすナシ族も増えています。彼らの居住地区は世界文化遺産として登録されていますが、その建築様式は漢民族の様式とのミックス。

彼らは昔ながらの風俗を現代風の文化で上書きしつつあり、ナシ族ではあっても、「一妻多夫制を守る少数民族のナシ族」ではない場合もあるでしょう。

ナシ族(納西族)はどんな生活をしているの?

女性の力が強いナシ族は、母系民族として知られています。家長は当然女性。一家の中ではおばあちゃんが一番大きな権力を持っています。

また、彼らは彼ら独自の宗教「トンパ教」を信仰しています。トンパ教は自然崇拝をもととする民間信仰ですが、漢民族と彼らが持ち込んだ文化の影響、さらにはチベット宗教の影響も受けて、現在の形になったと考えられています。

トンパ教は近代に入って中国政府による圧力で大きなダメージを受けましたが、日本でいう八百万の神さまのように、今なお数千もの神が存在し、彼らの歴史と生活に密着しています。

トンパ文字と呼ばれる珍しい象形文字で書かれた経典は、祖先崇拝や祭祀・葬祭などの方法、厄除けや病気治癒、伝説や伝承、天文や吉凶判断など、さまざまな分野で彼らの生活の支えになっています。

高位聖職者はトンパと呼ばれますが、非常に厳しく長い修行が必要とされることから、近年は高齢化が進み、その数も減っているそうです。

ナシ族(納西族)は何を食べているの?

主食は米や小麦ですが、彼らの居住地が高地であるため、採れる量が限られます。不足する分には豆が使われ、豆をつぶして固めたものをおせんべいか干し餅のような感覚で食べることもあります。

チベットの影響を受けたのか雲南省で取れるプーアル茶を使った「マレ」と呼ばれるバター茶を、ジムパパというナンのような大きな素焼きパンと一緒に食べます。

これらはナシ族にとって伝統食。普段は一般的な中国人が食べる食事をしています。

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ナシ族(納西族)ってどんな服装をしているの?

民族衣装として、女性には紺色のブラウスにズボンとベスト、そこに前掛け。そんないたって地味なスタイルに、革製のおんぶ着ぐるみのような背当てがつきます。この背当て変わっていて、7つの丸い飾りがついているのが特徴です。この飾りや刺しゅうは星や月を現しているそうです。

男性も同じように紺色の上下を着ていたようですが、現在ではほとんど見ることがありません。女性は男性ほどではないものの、それでも、日常生活では田舎に住むおばあちゃんくらいしか民族衣装は着ていません。

若者や街で暮らすナシ族は、ほかの中国人たちとかわりのない服装をしていて区別がつきません。

ナシ族(納西族)の仕事は何を?

ナシ族の多くは、西と東を結ぶ商人だったそうです。チベットと中国とを股にかけて長く旅をしていることが多かったようです。

留守を預かっていたのは、女性たち。彼らは日々の生活に必要な仕事のすべてを担当し、農作業から家事子育てまですべてをこなしていました。

現在も、ナシ族の女性は非常に勤勉かつ上部で、労働能力が高いとされます。

ナシ族(納西族)の恋愛事情と結婚事情について

とにかく女性優位。だからといって、女性が男性をこき使っているとか尻に敷いているというイメージではなく、ごく自然に母親や妻が家族みんなを守っているといった雰囲気。

家長は女性であり、家を継ぐのも当然女性です。そのため、男性は通い婚、または養子に入るような形で結婚します。また、男性同士の兄弟やいとこなどの近親者が同じ女性のもとに婿入りすることも珍しくないという一妻多夫制でもあります。

これは、古い時代から男性が商売のために留守がちだったからとか、村が貧しく、1人の男性で家庭を養うことができなかったからとかいわれていますが、はっきりとした理由は知られていません。

麗江市などの都市部では、大っぴらに一妻多夫制で暮らす家族はほとんどいなくなりましたが、山間部の村落では今も、不思議に仲の良い三角関係夫婦が暮らしています。

生まれた子どもたちは、未成年のうち、または結婚するまでは、母親のもとで暮らします。

ナシ族(納西族)のイベント・祭りについて

ナシ族はトンパ教の教えの元で、先祖崇拝や自然崇拝の儀式や祭祀を行ってきました。今もその一部は残っているものの、トンパ教の教えを学んで説くトンパが減っていることから、徐々にそれらの文化は忘れられつつあるようです。

ナシ族が祭祀の中で奏でるナシ古楽も後継者不足が心配されています。

そんな中、麗江市では、民族的な意識を高めることを目的として、ナシ族の神を祀る祭りを開催するなど、新しい形のナシ族のイベントが行われ、文化継承を目指しています。

ナシ族(納西族)の民族的な由来は?

ナシ族の伝承には複数の説があり、さらに実際の研究でも明確な答えは出ていませんが、古代中国の遊牧民「羌」の末裔だといわれています。

ナシ族の祖先は、侵入者たちによって居住地を追われ、雲南地方に移動しそこに定住したと考えられています。

ナシ族は、歴史の中でチベット族や漢民族との混血化も進み、文化も吸収したため、それ以前に持っていた独自の文化は薄れてしまったといわれます。

現在のナシ族(納西族)たちが抱える問題は?

麗江市の古城区は、ナシ族の居住地として紹介されていますが、これはあくまで、都市化したナシ族の生活スタイルであって、今も山間部で暮らすオリジナルに近いナシ族とはかなりの違いがあるそうです。

さらに、麗江の古城区は世界文化遺産に登録されたこともあり、保存が行われていますが、実際にそこで暮らすナシ族たちの暮らしは、ほぼ漢民族のそれに同化しています。

その傾向は今後ますます進むものと思われます。

まとめとして

どこで暮らしていようが、どんな暮らし方をしていようがナシ族であることに変わりはありません。

それでも、人が「幸福の谷」と呼び、彼らの不思議な婚姻関係に憧れをも感じたナシ族の文化を少しでも感じ取るには、高山地帯のナシ族の村を訪れるべきでしょう。

彼らは決して豊かではありません。また華やかな衣装や踊りなどで迎えてくれるわけでもありません。でも、遠くから訪れる人を、不思議なほど柔らかい微笑で受け入れてもてなしてくれる温かさを持つといいます。

それらさえも失われてしまう日は近いのかもしれません。だからこそ、今のうちに訪れておきたいですね。

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