海外バックパッカーが遭遇しやすいトラブル例11選

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はじめに

初体験バックパッカーであっても、それなりの知識と注意を持って旅に出る経験豊富バックパッカーであっても、すべてのトラブルを避けきることはできません。かえって、旅慣れているからこそ遭遇してしまうトラブルもあるくらいです。

これまでに世界各地を旅してきたバックパッカーたちの多くが実際に遭遇し、泣きもし笑いもしたトラブルから、今後自分の身に降りかかるかもしれない想定して、心も荷物も貴重品袋のヒモも引き締め直しましょう。

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乗り物でアレ?

親切が仇になるって、きっとこういうことです。

日本であっても満員電車や終電ではスリに要注意。たとえバックパッカーでの旅が初めてだとしても、先輩陣からアレコレ聞かされ読まされているはずなので、乗り物内での貴重品の扱いには誰もがある程度の注意を向けています。

ところが油断することもあるのです。特に、そこに現れた相手が自分よりも弱者に見えた時が要注意。乗り合わせた老人や子どもにスペースを作ってあげようと荷物を網棚に載せた、大きな荷物を持った乗客を手伝う間手荷物から目や手を離した、束の間の旅仲間とハグして別れを惜しんだ、これらの全てが貴重品を失うかもしれない動作です。

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ウマイ話ならぬしょっぱい話もやっぱり!

「今日はスッゴク安いから」「君だけ特別価格」。そんなウマイ話は警戒すべきであることをほとんどの旅人が知っています

ところが、老人が迷子になったと困っている、女性がストーカーに追われていると怯えている、子どもがおつかい賃をおとしたと泣いている、そんなちょっぴり甘酸っぱいようなしょっぱいような話もまた、詐欺につながることがあります。

「オレオレ詐欺」と同じで、被害例に対して「なんで騙されるんだ?」との感想を漏らしている本人が次の被害者になってしまうのは、日本人全体が持つお人好しさが原因かもしれません。

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「ごめんなさい」も作戦のうち

ぶつかってきて「ごめんなさい」、水をこぼされて「ごめんなさい」、人違いで「ごめんなさい」。

どれも、タカリや詐欺の作戦の一部の可能性があります。日本では、ぶつかられたのはこっちなのに「おい、どこ見てんだ!」と絡まれるという全く逆の行動をする「アタリ屋」の存在が有名なので、「ごめんなさい」作戦にはコロリと騙される傾向があるのです。

まず、狙われないように「不安げで不慣れな旅行者」的な行動をしないこと、そして、万一「ごめんなさい」をされてマズそうだと感じたら、大きな声や態度などで周囲の関心をひき、決して「お詫びをしたい」という相手についていかないように。

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スキミングは時の不運

スキミングはいつでもどこでも起こりえます。その手口も巧妙かつ常に進歩しているため、カードを使い続ける限り対策が追い付きません。

こればかりは時の不運。少しでも被害を小さく収めることができるよう、カードの使用状況を常に把握し、保険にも加入しておきましょう。

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健康過信で手遅れに?

日常生活を離れてのバックパッカーの旅の空。日がなビーチでのんびり過ごすならいざ知らず、あちこち巡り歩いていれば体力は自然と消耗しています。

微熱程度なら仕事や学校には行けるでしょう。でも同じ感覚で長距離夜行バスに乗ったり、高山トレッキングをすれば、いくら体力があり健康に自信があっても倒れてしまいます。

判断力が落ちれば犯罪や事故を呼びやすくなり、体調不良を見逃せば急変で手遅れになる例もあります。

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保険をケチるとやっぱり手遅れに

少し前に、旅先で体調を崩してしまったものの、海外旅行保険が切れていたために、病院にかかるのをためらっているうちに重篤な状況に陥って亡くなった日本人バックパッカーがいました。

保険は保険。万一の時のためのお守りみたいなものです。使わずに旅を終えたとしても、それはラッキーだっただけ。私たちは普段の生活でも、万一に備えて健康、運転、家財などさまざまな保険に加入しています。旅先でも保険に入っておくのは当然のことなのです。

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親しき仲にも工夫が必要

旅での出会いは最高の思い出になります。ただ、この出会いもちょっと道が交差しただけの束の間のものもあれば、一生涯の友人や伴侶となるものもあります。ただ、出会った段階ではそれを完全に見通すことは不可能なのが問題。

知り合った人との間でサインのやり取りをしたり、写真を撮りあったりする時には、悪用を防ぐためにパスポートやクレジットカードとまったく違う文字を使い、表情を崩すなどの工夫をしておくと安心です。

誰も彼も疑ってかかりたくない気持ちはもちろんありますが、自分の写真を使って偽パスポートが作られる例も少なくはないのです。

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開放感が呼ぶのは犯罪だけではなかった

旅先で開放的な気分になると、服装も軽装になります。それが暑い地方であればなおさらです。でも、この軽装、犯罪だけでなく病気というトラブルも呼び寄せてしまうことがあります。

よく知られているのがマラリア。蚊に刺されることで罹患します。また、ダニやノミなどの被害も薄着であること、また素足での生活が原因で起こることが多くなります。

日本では考えられないような虫や寄生虫が世界にはウヨウヨしているのです。

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好奇心は命取り

人だかりがあれば、「なんだろう?」と覗きたくなる、集会があると聞けば行きたくなる、珍しい体験ができるなら山も谷も越えていく。そんな好奇心旺盛さは旅を盛り上げ、楽しくもしてくれますが、時には命取りにもなります。

「君子危うきに近寄らず」ということわざがありますが、それだと旅の楽しみは半減。だからこそ、好奇心と同時に危険を察知する能力も研ぎ澄ましておく必要がありそうですね。

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トイレは密室です

中国やアフリカなどに多い、壁やドアがなかったり、あっても十分な役に立たないトイレ。あれには閉口させられます。四方どころか上下も合わせた六方を閉ざされたトイレに慣れ親しむ日本人にとって、開放感あふれるトイレは不安なだけでなく、用足ししにくいことこの上ない代物です。

でも、考えようによっては壁もドアもない方が安心かもしれません。周囲の目から隠れることができ、鍵もかけられるトイレは立派な密室です。中で何が行われているかは周囲に気づかれにくい犯罪向きの環境なのです。

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男だからと安心はできない?

性犯罪に巻き込まれるのは女性だけではありません。男性も立派な犯罪対象になります。

実際にさらわれて危険な目に遭った男性も少なくありません。「男だから大丈夫」という考えは残念なことに全くあてにはなりません。また見た目にカワイイかどうかも問題ではありません。ガタイがよかろうが貧相であろうが、その方面の趣味を持つ人は必ずいるのです。

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制服着ててもただの人

日本でも徐々に崩れつつある制服神話ですが、海外では日本以上に信用ならない事件が多々起きています。本物の警官やイミグレ職員によるタカリや賄賂の要求もあれば、本物を騙る偽警官による詐欺や誘拐、殺人もあります。

制服を着ているから、それらしいバッジや手帳を持っているからといって、完全に信用することはできません。制服が本物であれ偽物であれ、中身はただの人であることを忘れずにいましょう。

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まとめとして

ここでご紹介したのは、悪いほうに転がった例です。同じように親切にしたり、出会いを丸ごと受け止めて良い方に転がる例もたくさんあります。ただ、どちらに転ぶかは、残念ながらその時になってみないと分からない場合がほとんどなのです。

そのため、トラブルを防ごうと思うなら、「常に万一」を考えて慎重に行動する必要があります。でも、旅人にとって「誰をどこまで信用するか」「何をどれだけ楽しむか」は永遠のテーマ。「後悔」して初めて知ることも少なくありません。

ただ、後悔してからでは遅すぎることもあるので、やっぱり注意と保険は必須です。

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